ゲーム：#雀魂
タイミング：#キャンペーン
実施月：#2020年 #4月
概要
――ある日、舞元啓介は考えた。生配信で魅せる刹那の判断力。視聴者すら置き去りにする立ち回り。数々の奇跡を引き寄せる強運。まさに、麻雀に求められし才能をかき集めて煮凝りにしたようなバーチャルライバー集団「にじさんじ」。この中で、最強の雀力を持つ者こそ、世界最強の“勝負師”と称しては過言である……と。そこで彼が色んな大人とライバーを巻き込んでまで用意した舞台こそが、総勢44名が繰り広げる「にじさんじ最強雀士決定戦」である！
注目ポイント
麻雀アプリなどの定番ゲームは、ゲーム体験の差別化がしにくく、先行して認知が高いゲームが有利なカテゴリ。一方で、それほど積極的なプロモーションがされているカテゴリでもなかった。後発の「雀魂」は、人気が急拡大していたVTuberとの企画を積極的に展開し、「VTuberが遊んでいる麻雀アプリ」のポジションを取ることに成功。結果的にあるセグメントのユーザにとって麻雀アプリといえば「雀魂」のイメージを作ることに成功した。
インフルエンサー・マーケティングにおいて「実況者にとってこのゲームを遊ぶ意味」を作ることが重要であることに示唆している優れた事例である。