ゲームのリアルイベント事例19選|規模別に見る集客と設計

リアルイベントは規模が大きいほど良いわけではありません。事例を見ると、全国を小さく回る、店舗の力を借りる、既存の大型イベントに相乗りする、といった選択肢があります。Game Marketing Archive から19件を規模と手法ごとに整理しました。
- 1ファンミーティング型運営とユーザーが直接会う3件 2019〜2024年
- 2小規模を数多く回る2件 2017〜2019年
- 3店舗の力を借りる5件 2022〜2025年
- 4街に出すポップアップと屋外イベント4件 2023〜2025年
- 5大会・海外展開・異業種連動5件 2017〜2025年
- 20172
- 20192
- 20211
- 20221
- 20234
- 20244
- 20255
アプリ 17件(68%)PC 4件(16%)家庭用 4件(16%) 海外の事例 0件

1. ファンミーティング型 ── 運営とユーザーが直接会う
開発者やプロデューサーが登壇し、ユーザーと直接やり取りする形式です。

- 【クッキーラン】初のファンミーティング開催in東京
- 無料招待にして参加ハードルを下げ、開発者トークとミニゲームを実施
- 【キノコ伝説:勇者と魔法のランプ】キノコ伝説初のオフラインイベント開催
- ハーフアニバーサリーの一環。チーム運営とのQ&Aを用意
- 【プロ野球スピリッツA】プロスピA ファンフェスタ
- 事前申込不要にし、eスポーツ決勝大会と同日開催
2. 小規模を数多く回る
1回の規模は小さくても、開催地と回数を増やして接点の総量を取る形式です。

- 【逆転オセロニア】小さいリアルイベントをたくさんやる。オセロニアンミーティング
- 各地域で予選から全国大会まで階層を作った
- 【クラッシュ・ロワイヤル】クラロワ JAPAN TOUR -公式オフ会2017-
- 全国8か所でチーム対抗戦。プレイヤー同士の接続が目的
3. 店舗の力を借りる
自前の会場ではなく、既存の店舗網を会場として使った事例です。

- 【サマナーズウォー】召喚士のお店に行ってグッズをもらおう!「サマナエールプロジェクト」
- プレイヤーが働く飲食店・小売店をコラボ先にするという発想
- 【ブルーアーカイブ】暗号仕掛けの挑戦状
- 店舗に置いたパンフレットとパネルを謎解きの部品にした
- 【ちいかわぽけっと】イオン × サントリー ×『ちいかわぽけっと』店頭キャンペーン
- 飲料メーカーとスーパーの2社と組み、店頭の棚を確保
- 【ペルソナ5: The Phantom X】ゲーム内の吉祥寺エリア解放を記念して実店舗とのコラボが実現
- 作中エリアの実在店舗と組み、限定コースターを配布
- 【ペルソナ3リロード】発売記念プロモーションを「面」で展開、音楽・グッズ・店舗を連動
- 全国22店舗のリアルフェアを音楽・グッズと同時稼働、面で露出を最大化
4. 街に出す ── ポップアップと屋外イベント
商業施設や公園など、人の集まる場所に一時的に出す形式です。

- 【ハイキュー!!FLY HIGH】巨大ヒナガラス出没イベント
- リリース直後の池袋で試遊・フォトスポット・カプセルトイを展開
- 【モンスターハンターNow】リアルイベント『今こそ、狩りまくれ!in SHIBUYA』
- 正式リリース記念に渋谷・北谷公園で4日間開催
- 【鳴潮】ポップアップイベント in 大阪開催
- 道頓堀の水上クルーズなど、土地の特性を使った企画
- 【鳴潮】リリース直前生放送をRED東京タワーでオフライン開催
- 配信をランドマークで行い、オンラインとオフラインを兼ねた
5. 大会・海外展開・異業種連動
競技性や既存の大型イベントを使った事例です。

- 【シャドウバース】賞金1億円以上!Shadowverse World Grand Prix
- 賞金総額2億8,000万円。金額そのものが話題の中心になる規模
- 【ウマ娘 プリティーダービー】フランス・パリで開催される「Japan Expo」に出展!
- 海外の既存イベントに出展し、立体フォトスポットと上映会を実施
- 【学園アイドルマスター】SCRAPとコラボしたリアル脱出ゲームを実施
- 謎解き事業者と組み、プレイヤーの役割を作中と揃えた
- 【ひなこい】イベント上位のユーザ名の祝花をリアルライブ会場に設置
- ゲーム内の順位を現実のライブ会場に持ち出した
- 【スプラトゥーン】任天堂公式eスポーツ大会「スプラトゥーン甲子園」を毎年開催
- 地区大会+オンライン+小学生部門で毎年開催、定期的な復帰動機に
まとめ
リアルイベントの設計で分かれ目になるのは、自前で場を作るか、既存の場に乗るかです。ファンミーティングや大会は自前ですが、店舗コラボや展示会出展は相手の集客に乗る形になります。予算と目的に応じて、この2つを組み合わせている事例が多く見られます。
