ゲームの周年施策事例20選|CM・リアルイベント・SNSの型

周年は、運営型ゲームにとって新規・復帰・既存のすべてのユーザーに声をかけられる年に一度の機会です。Game Marketing Archive に蓄積された事例を見ると、周年の打ち出し方は「広く知らせる」「ユーザーに祝ってもらう」「リアルで集まる」「大きな発表を重ねる」「周年ならではの企画」の5つの型に分かれます。ここでは実際に行われた20の事例を型ごとに整理しました。各事例のタイトルから詳細ページに移動できます。
1. 周年CM・広告 ── 節目を世の中に知らせる
周年を「ゲームの外」に向けて発信する形式です。TVCMや交通広告、新聞広告など、普段ゲームに触れない人にも届く媒体が選ばれています。

吉田鋼太郎さん・中村倫也さん出演の周年CMと、毎日無料10連ガチャを同時に始めた
【ロマンシング サガ リ・ユニバース】1周年TVCM 「ロマサガ1周年って言ってやる!」
「1周年って言ってやる!」と歌う4パターンのCMで、周年そのものを話題にした
【三国志覇道】DA PUMPのISSAとKIMIがCMで華麗なラップを披露!
DA PUMPのISSAさん・KIMIさんのラップに武将を乗せたCMで1周年を告知した
47都道府県ごとに違う30段広告を地方紙に載せ、読者の地元と作品を結び付けた
桐生一馬の名言を起点に、シリーズを知らない層にも届く大型広告を新宿駅に掲出した
2. ユーザーに祝ってもらう ── SNSで周年を広げる
公式が祝うだけでなく、ユーザー自身に「おめでとう」を発信してもらう形式です。参加したユーザーの投稿が、そのまま周年の告知になります。

【パズドラ】Twitterアイコンを「パズドラ10周年記念アイコン」仕様にして10周年を祝おう
Xのアイコンを記念仕様に変えてもらい、コアユーザー自身に10周年を発信してもらった
【コトダマン】4周年記念!ハズレ無しのカウントダウンRTくじ
周年までのカウントダウンをRTくじにし、周年当日の日付をユーザーに覚えてもらった
【あんスタ】2周年記念Twitterキャンペーン「きんに君のあんスタ2ショット」
51種類の2ショット画像がランダムで届く仕掛けで、Xのトレンド1位を獲得した
周年にちなんだ動画投稿を募り、受賞したクリエイターをゲーム内でも紹介した
3. リアルで集まる ── 周年をイベントで体験させる
ファンが同じ場所に集まって周年を祝う形式です。会場の外にも話題が広がるよう、立地や演出が工夫されています。

屋外の公園を会場にし、大型の立体物と体験型エリアで来場者の回遊を促した
【恋と深空 〜 Love and Deepspace】世界9都市で「周年記念ランドマークイベント」開催
東京・ニューヨークなど世界9都市のランドマークで、同時に周年を祝った
【ポケモンGO】10周年記念、NYタイムズスクエアで1000人規模レイドバトル開催
タイムズスクエアで1,000人以上のトレーナーが同時に挑む大規模レイドを開催した
【聖闘士星矢 レジェンドオブジャスティス】「1周年感謝祭」 オフラインイベントを秋葉原で開催!
秋葉原でのイベントに加えて広告バスを走らせ、会場の外にも盛り上がりを見せた
4. 大きな発表を重ねる ── 周年を次への期待につなげる
周年を振り返りの場で終わらせず、新作や大型アップデートの発表を集中させる形式です。「この先も続く」ことを示し、遊び続ける理由を作ります。

第1作の発売日に、新作発表・移植・記念展・コラボを一度に打ち出した
【バンドリ!ガールズバンドパーティ!】超大型アップデートを1年前に発表
6周年の大型アップデート「3Dライブモード」を1年前に予告し、期待を長く保った
物語の最終章の始動と新部隊の登場を、4.5周年に重ねて発表した
【アズールレーン】25時間!ずっとアズレン生放送~オンラインで祝おう3周年!~
25時間連続の公式生放送で、オンラインにファンが集まる場を作った
5. 周年ならではの企画 ── 報酬配布の枠を超える
記念の報酬やイベントにとどまらず、周年をきっかけに新しい取り組みを打ち出した事例です。

ゲーム内のミッション達成が、中央アフリカでの実際の植林につながる社会貢献企画
【ポケモンGO】「Pokémon GO Fest 2026:グローバル」10周年のタイミングでGOフェス初の無料開催!
これまで有料だったグローバルイベントを、10周年の感謝として初めて全員無料にした
【太鼓の達人】TikTok LIVEコラボで25周年記念イベント
TikTok LIVEと組み、配信者と視聴者がポイントを競う25周年イベントを開催した
まとめ
周年施策は「誰に向けるか」で型が決まります。まだ遊んでいない人に知らせるならCMや広告、既存ユーザーの熱量を外に広げるならSNS参加型、コアファンとの関係を深めるならリアルイベント、遊び続ける理由を作るなら大型発表、というように目的ごとに選ばれています。複数の型を同じ時期に重ねる事例も多く、周年は1年のうちで最も施策を集中させやすいタイミングだといえます。
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