ゲームの駅広告・交通広告事例20選|駅ジャック・ラッピング・屋外広告
更新日:9月24日

屋外広告は掲出して終わりになりがちですが、事例を並べると「撮影させる」「作品の舞台と重ねる」「街ごと押さえる」といった意図の違いが見えてきます。Game Marketing Archive から20件を型ごとに整理しました。

1. 作品の舞台と実在の場所を重ねる
ゲーム内に登場する場所を、現実の同じ場所で広告展開する形式です。ファンにとって意味が二重になります。

【ペルソナ5: The Phantom X】ゲームでもおなじみの渋谷駅にて大型広告の掲出開始!
作中の象徴的スポットである渋谷スクランブル交差点に掲出
【信長の野望 真戦】小田原城をジャック、屋外広告をプレイヤーが奪い合う陣営対抗イベント
史実の城を舞台にし、広告の内容を陣営で奪い合う仕組みにした
モデルとなった歌舞伎町=新宿駅で、桐生一馬の名言を後ろ姿で描いた普遍的な広告を展開
2. 撮影させてSNSに流す
掲出を見つけて撮影・投稿してもらうことで、広告の到達を実測可能にした事例です。

全国8か所の広告を探して投稿させる。掲出地点を探索対象にした
渋谷・秋葉原・池袋・新宿の広告とアドトラックを撮影対象に
【Apex Legends】日本初となる「QRコードとして読み込める田んぼアート」
越谷市と協力し、収穫米をプレゼントするところまで設計
【サイレントヒル2】リアル素材の経年変化を使った渋谷「錆びていく」屋外広告
金属素材が数日おきに錆びていく仕掛け、通行人が繰り返し確認に訪れる
3. 大型ビジョン・ランドマークを押さえる
人通りや注目度の高い一点に集中投下する形式です。

【ウマ娘】東京ドームに『ウマ娘』登場!大型ビジョンに「ウマ娘たちの広告」が掲出
国内最大級のフルカラーLEDビジョンの特性を活かした内容にした
【鳴潮】渋谷駅ハチ公前広場エリアを中心13面のデジタルサイネージ広告を掲載
1面ではなく13面を面で押さえる
通行量最大級の地点にターゲット層を狙って出稿
【パワプロアドベンチャーズ】新宿東宝ビルに巨大屋外広告を初掲出
リリース前の認知づくりとして歌舞伎町のランドマークを使用
150体超のキャラが渋谷駅20箇所以上に集結、5周年で全キャラ集合ビジュアルを初公開
【乃木フラ】乃木坂46結成10周年で乃木坂駅に全長150mの広告
グループ名と同じ「乃木坂」駅を150m・45枚の広告でジャック、地名とIPの一致を生かした
【PS5】両国駅の巨大モニターが電車到着と連動する仕掛け交通広告
電車到着と同期するインタラクティブ演出、土地柄に合わせた内容に
4. 動く広告 ── 電車・トラック
掲出場所が固定されない形式です。走行経路そのものが到達範囲になります。

【魔法少女まどか☆マギカ Magia Exedra】アルティメットまどか実装記念 山手線ADトレイン運行
ゲーム内のキャラクター実装に合わせて運行開始
【ホロライブドリームス】事前登録50万人突破、タレント54人分のデザイントラックが国内外で運行
54人分のデザインを用意し、国内外で走らせた
「マナ」と「山手線」を掛け、新型車両の窓面広告を一般企業として初めて採用
路線カラーとキャラの体色の一致に着目し、電車1本を丸ごと貸し切ってジャックした
5. 全国・イベント連動の出稿
特定の日時や場所に合わせて出稿タイミングを設計した事例です。

【呪術廻戦 ファントムパレード】ファイナルトレーラーが全国47都道府県のビジョン及びYouTubeで公開
配信直前に全国のビジョンとYouTubeで同時公開
47都道府県ごとに別デザインの新聞広告を出し分け、掲載紙自体を記念品として拡散させている
まとめ
屋外広告は費用が大きい割に効果を測りにくい施策ですが、事例を見ると測定可能にする工夫が共通しています。ハッシュタグ付きの撮影キャンペーンを併走させる、作品の舞台と実在の場所を重ねる、掲出地点を複数にして探させる。掲出そのものより、掲出をどう使わせるかが設計の中心になっています。
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